神奈川県内のスーパー銭湯・日帰り温泉

温泉の健康効果

温泉を利用して、心と体の健康を増進しようという考え方は古くから世界中でありました。

 

温泉が心と体にもたらす効果は、科学的にも実証されているものであり、またストレスの多い 現代人にはとても嬉しい効果をもたらしてくれるものなのです。

 

入浴効果

全ページで紹介しております。

 

転地効果(心理作用)

温泉が湧き出すのは、都会から離れた自然環境が豊かな場所であることが多く、そういった日常と違った環境に身を投じることで、ストレスから解放され、癒しを得られる効果があります。

 

化学作用:おもな泉質と適応症

そもそも温泉とは、
①「源泉の温度が25℃以上あるもの」
あるいは、
②「地中から湧き出る水、水蒸気、その他のガスで、定められた規定量以上の化学成分を含むもの」
と温泉法で定義されています。

 

そのうえで、日本にある主な温泉の泉質は次の10種類に分類されます。温泉の泉質は単一ではなく、単純温泉を除く9種類のうち1つが主成分となり、ほかは副成分として組み合わされています。泉質の適応から、自分に合った温泉を探してみてはいかがでしょう。

泉質 成分等 主な効用 特徴
1.単純温泉 溶存物質量が温泉水1キログラム中に1グラム未満のもので、泉温が25℃以上のものを単純温泉といいます。体に対する刺激が少ない温泉です。肌にもやさしいので高齢者に向いていると言われます。 神経痛、筋肉痛、関節痛、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復など 「中風の湯」や「神経痛の湯」といわれる
2.塩化物泉 塩素イオンを主成分とする温泉。入浴すると皮膚に塩分が付着して汗の蒸発を防ぐので保温効果があります。 単純温泉の効用に加えて切り傷、火傷、慢性皮膚病、慢性婦人病など 「あたたまりの湯」や「熱の湯」といわれる
3.炭酸水素塩泉 炭酸水素イオンを主成分とする温泉。入浴すると皮膚の脂肪や分泌物を清浄化するので肌が滑らかになります。 単純温泉の効用に加えて切り傷、火傷、慢性皮膚病など 「美人の湯」といわれる
4.硫酸塩泉 硫酸イオンを主成分とする温泉。入浴すると切り傷・火傷に効果があります。その他にも動脈硬化や脳卒中の予防・後遺症によいといわれます。 単純温泉の効用に加えて切り傷、火傷、動脈硬化症、慢性皮膚病など 「傷の湯」といわれる
5.硫黄泉 総硫黄が温泉水1キログラム中に2ミリグラム以上含まれる温泉。刺激の強い泉質なので、皮膚の弱い人、乾燥肌の人には向きません。高血圧や動脈硬化症、痔などによいといわれます。 単純温泉の効用に加えて、高血圧、動脈硬化、慢性婦人病、切り傷、糖尿病など
6.含鉄泉 総鉄イオンが温泉水1キログラム中に20ミリグラム以上含まれる温泉。貧血や痔によいといわれます。強酸性の鉄泉は乾燥肌の人には向きません。 単純温泉の効用に加えて貧血、月経障害など
7.酸性泉 水素イオンが温泉水1キログラム中に1ミリグラム以上含まれる温泉。刺激が強く、湯ただれを起こすこともあります。高齢者や乾燥肌の人には向きません。 単純温泉の効用に加えて慢性皮膚病、月経障害など
8.二酸化炭素泉 二酸化炭素が溶け込んでいるので、小さな泡が体につくのが特徴です。保温効果があります。 単純温泉の効用に加えて高血圧症、動脈硬化症、筋肉痛、関節痛など 多くの場合、冷泉(低温)のであることが多い
9.放射能泉 「ラジウム泉」とも呼ばれ、微量の放射能が含まれていますが、心配はありません。無色透明の湯で、リラックス効果があります。 単純温泉の効用に加えて高血圧症、慢性婦人疾患など

 

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